最終日の朝、ホテルで朝食を食べた後妻の指令をかたずけるため街へ出る。素食の煎餅か粽を買えということだが、ホテルの周りにそういう店が見当たらない。収穫はなし、道に迷ってくそ高い国際漫遊も使ってホテルまでたどり着く。10時20分頃にタクシーを読んでもらって高鉄台中駅まで。WEBチェックインは済ませていたので高鉄の駅で荷物を預けてバスで桃園空港へ。雑誌を買った後、お昼ご飯を食べていなかったので豆花を食べ機内へ。機内食はチキンを選ぶと鳥の甘酢ご飯だった。まあ、美味しい。定刻に離陸したはずなのに関空着は少し遅れた。そう言えば8日に折り返しで大幅に遅れてくれたあの飛行機か。日常的に遅れているのか季節的な要因があるのか。
三宮へのバスは満席だったが荷物がすんなりと出てきたので予定通りの新快速に乗れて帰宅。それにしても行きも帰りも満杯になった大型のトランクを持って旅行するのは疲れる。今回は久々に一人で台湾に出かけたわけで、台中に泊まって、自強号とか路線バスとか妻と二人のときとは違う形態の旅行になるかとは思ったが、結局向こうの友人にお世話になりっぱなしだった。それもこちらが一人だといろいろ気の使ってくれ方が違う。妻がいるとどうしても僕は一歩引いた感じになってしまうが、いつもより話も出来たし、なんとなく彼らとの間も縮まったような気がする。以前まったく知り合いがいない状態で台湾を旅行していたような感覚はなかったが、まあ、こういう形での旅行も良いもんだと思った。