SSブログ

修行龍 The Rebirth of a Dragon [書籍・雑誌]

修行龍 The Rebirth of a Dragon
星雲大師 原著
歐銀釧 改編
張至維 繪圖
滿和,Yvonne Tan 合譯
中文朗読 孟庭葦 英文朗読 林依君
台湾 香海文化 2001年9月 初版
ISBN 957302962-6

台湾で出版された子供向けの仏教絵本です。中英2カ国語で書かれていて、付属の朗読CDにも中英2カ国語が収められています。中国語だけでなく英語でも書かれているのは、英語圏の子供に呼んで貰いたいためか、ついでに英語の勉強にもなるよといいたいためのか分かりません。

原著者、星雲大師というのは台湾のカリスマお坊さんの一人らしくてテレビ番組なども持っているようです。台湾で仏教と言えば、日本のように葬式の時だけ出てきてぼったくられるというイメージではなく、多くの人の生活の中で生きているようですし、仏教界も積極的に社会に影響力を発揮しようとしているようです。大地震が発生したときにも仏教界からの援助が報道されていました。

そんな台湾ならではの絵本ですが、なぜこの本を買おうとしたかというと、中文朗読:孟庭葦に尽きます。亞亞(孟庭葦)が出家するといって商業音楽から身を引いているときに出たのがこの本です。最近の報道では出家は止めて結婚することにしたらしいですが、この本の意味が変わってしまうことはないでしょう。

内容はと言うと結構酷いなと。無敵の龍が仏教にはまってしまったため殺生をよしとせず、その身の皮を剥がれ、肉を食されてまで他の生命に奉仕して仕舞いには死んでしまいます。結論としてその魂は救われることになるわけですが、信心が全くないとも思わない僕でも、これで好いのか?と思ってしまいます。テーマは「慈悲の力量」ですが、僕にはよく分かりません。

shugyoryu.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

白沙湾阿彌陀佛 孟庭葦 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。