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台湾旅行記でちょっと気になること [台湾つぶやき]

ネット上にある台湾旅行記を読むのが好きで、時々検索などして探してきています。自分はここで適当な旅行記を書いている身なんで、あまり偉そうなことは言えませんが、ちょっと引っかかる表現が出てくることがあります。
それは、「天婦羅/甜不辣」。
「日本のさつまあげみたいなもの」の様に書いているのをけっこう見たんですが、魚のすり身をへらべったくして油で揚げたもの、はかなりの広範囲にわたって「てんぷら」で通じる筈なんで、「てんぷらです。」でええやん、と思ってしまいます。
「さつまあげ」は主に東日本の言い方だと思うんですが、これを聞くと薩摩芋のてんぷらのようで、初めて見たときには魚のすり身のなかにサツマイモのあんこが入っているものだとばかり思っていました。で、また気色の悪いもんを売ってるなと思ってたんですが、どうもそのイメージが未だに抜けなくて。「さつまあげ」と聞くと「まずい」、と連想してしまうのも、なにか引っかかってしまう原因かもしれません。

楓港大橋斷橋 [台湾新聞]

今回の日本で言う台風5号、台湾では「海棠」によって台湾でもかなりの被害が出ている様です。
楓港と言えば高雄から南下してきた省道1号線が、台東方面の9号線と恒春、墾丁方面への26号線に分かれる交通の要所です。この分岐の前(高雄寄り)に楓港渓にかかる楓港大橋が」有るんですが、この大動脈の要が19日、台風によって増水した流れで一部損壊してしまったようです。これによって高雄から恒春、墾丁また台東方面の交通が遮断され、また水道管も流されたことから水道水の供給もままならず、夏休みでシーズン真っ盛りの墾丁でも多くの旅行客が取り残されたまま孤立化してしまったようです。

今日になって人が通れる仮設教が架かって、恒春「五里亭」空港にも飛行機がやってきて、旅行客らは帰途に就くことが出来るようになったようですが、車が通れるようになるにはまだ数日かかるようで、物流など大きな影響が出ているようです。

で、墾丁のホテルに努めているうちの相方ですが、たまたま休みで高雄の実家に帰っていて、直接被害は受けてないようなんですが、車が通れる様になるまで、休みを延長してもらったとのこと。仕事がいっぱいでどうしようと言っていたくせに、本当にいいのかちょっと心配です。

海棠災情/屏縣/楓港橋交通中斷 搶修工作等天晴
謝揆:全力以赴 墾丁遊客晚上可回家

台湾旅行2005.05 -8 エロエロ知本温泉 [台湾旅行2005.05]

2005/05/21(土)

朝食はメインレストランの那魯彎餐廳でブッフェ。今まで食べた朝食の中ではここのがいちばん美味しいような気がして、和風のご飯にふりかけやら、洋風の卵にベーコン、ソーセージ、もちろん台湾風のお粥に豆漿など、それほど量は食べていないと思っていたのだが、相方のお父さんに「食い過ぎ」と説教されたので、あなたの娘も今日はともかく前回は同じくらい食べていた、ととりあえず反論しておく。相方は笑っているだけだった。

朝食を食べ終わった後、入り口付近の売店を少し見ていると、相方のお母さんに日本に米は有るかと聞かれる。当然有るのでそう答えたのに、これもって帰るか?と池上米の真空パックを指さす。2Kgパックなので米としては重くないが土産としては重い。日本の米もけっこう美味しいし、今寮生活で、米を炊くこともないしと言ってようやく許してもらった。相方のお母さんは自宅用の米を買った後もお土産をいろいろ見ていたが、どうやらTシャツが気になったようで売店の女の子といろいろ話していると、まさかとは思ったが、また僕もTシャツを持って帰れと言う話になっていたらしい。Tシャツを着て似合う体型でもないし、知本老爺のロゴ入りと言うのもなあ、とおもいつつ、まあサイズが無いわなと、とりあえず黙っておいた。案の定サイズは無かったのだが、そのやりとりの中で「エロ」だの「エロエロ」だの、若い女の子の口からちょっとどきっとする言葉が出てくる。サイズのLだろうと言うのはすぐ分かったが、そういえば相方との会話の中でも「L」を「エロ」を発音するので、日本語では変に聞こえる、と言い合ったのを思い出した。あの時はそんな言い方をするのは相方だけだろう、と思っていたのだが、台湾人の発音ではみんな「エロ」になってしまうのだろうか。

しばらく休憩した後、前回二人で台東に来たときには道が分からず遠くから見ただけだった三仙台を見学。台東市内で昼食の後、高雄に戻った。

台湾旅行2005.05 -7 マスオさん状態で知本温泉 [台湾旅行2005.05]

2005/05/20(金)

朝食の食堂に行くためにはいったん外に出ないといけないのだが、今日も朝から天気がよくて暑い。ちょっとうんざりする。朝食のサラダには、甘ったるいサウザンアイランドドレッシングがこれでもかと乗っている。カロリーは高そうだが、このドレッシングでないと台湾に来た気がしなくなってきた。

相方の弟が迎えに来てくれて、相方の家へ向かう。これから台東、知本温泉へ出かけるのだが、今回は相方の両親が一緒なのでいまいちリラックスできない。トランクに後部座席を整理してクーラーボックスなどを積み込んで出発。昼ご飯は素食のハンバーガーによく冷えたパイナップル、スイカ、蓮霧などの果物。途中でライチやマンゴも買って台湾の夏はやっぱり果物やなと思いつつ、いまいちよく味わえない。相方と両親の会話は台湾語でされているのでほとんど分からず、ひとりボーとしているといきなり中国語読みで名前を呼ばれ、気づかないでいると怒られる。

台東に着くとまずは、おみやげ屋さんへ。通信販売で美味しかった原住民の餅などを売っている店に行きたいとのことで、僕が地図を見つつ運転する相方をナビゲートする。ここで、釋迦味や黒糖味の粟で作った餅を会社へのお土産様に買っておく。これらは日本のお菓子に近いけどちょっと異国情緒もある味と言うことで結構評判がよかった。ついでに釋迦頭アイス見つけたので買って食べた。
TW200505_shikyaice


両親の知り合いの家での用事。僕と相方は暇なので車の中で寝ていると急に強い雨が降り出した。ちょうど下校時で、帰宅中の学生の制服がみるみる雨に濡れていく。雨が小降りになって、雨音が小さくなると戦闘機の音が空に響いてきた。台東市内からそう遠くないところに空軍基地が有るようで、前回、海岸に奇岩が並ぶ台東郊外の名所、小野柳に行ったときにものどかな雰囲気を一変させる用に戦闘機が発着を繰り返していた。

夕食を台東市内ですませ、知本温泉の知本老爺大酒店に着いたのは午後7時前。少し部屋で休憩した後、8時から原住民のショーを見に行く。開始直前に団体さんが入ったせいか、前回より盛り上がった感じだったが、原住民グッズの当たるくじは今回もはずれだった。ショーの後ようやく目的のお風呂である。僕は、台湾風味の水着を着てはいる屋外の温泉がいいと言ったのだが、相方は日本風の裸ではいる露天風呂が好いと言う。一緒にはいるならいいよ、と言ってみたもののそれは無理、と言うかお母さんも一緒なのでやっぱり無理。どうせ別々に入るんだから、日本風露天風呂と台湾風水着風呂で分かれようと言ったのに、それも嫌だという。結局、まずは、相方につきあって日本風露天風呂に行くことになった。坂を上って露天風呂に着くと前回泊まったときと、男女の風呂が入れ替わっている。前回は2月、今回は5月なので、奇数月と偶数月で替えているのかもしれない。

気乗りしなかった露天風呂だが入ってみると空いているし、それなりに気分はいい。ゆっくりしすぎたか風呂から上がった時には、相方とお母さんはもう僕を待っていた。カエルを踏みつぶしそうになりながら坂を下りロビーに戻る。時間的に入れる風呂はあと一つ。相方は前回は入れなかった、裸ではいる室内の風呂に入ろうという。ひょっとして裸で風呂にはいるのが好きになったか? こちらは僕も入ってみたかったので一緒について行く。当然ここも男女別なので入り口で分かれ中に入ってみると、客室は結構満室だったのに、親子3人がいるだけ、やがてその3人も上がり、温度別に分かれた浴槽が5つにサウナも付いた広い風呂を独占できてしまった。

いい加減のぼせそうなので入り口付近の廊下にあった椅子に座って相方を待つが、なかなか出てこない、終わりの時間になって、廊下の電気を一部消されても出てこない。部屋の鍵は相方が持っているので帰るわけにもいかず結局30分以上待たされて、11時を少し回ったころようやく相方が出てきた。この間、相方のお父さんは日本式の風呂に慣れていないからいやだとずっと部屋にいた。ある意味よかったと思った。
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