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台湾旅行2005.02 -6 寒さと空腹と帰国 [台湾旅行2005.02]


2月20日(日)

今日は一日高雄観光の予定だが、昨日と同じく天気はいまいち。昼前までゆっくりして、海底トンネルを通って旗津半島へ渡る。ホテルの目の前がフェリー乗り場なのでそっちに乗ってみたい気もするが、フェリーとは反対側にある海底トンネルを通って旗津半島を縦断するのもいいかなと思う。有るはずの博物館がなかったりしつつ海水浴場近くの駐車場にくるまを停めて昼食が出来る場所を探す。日曜日とあって海鮮料理の店も大繁盛のようだが、素食を食べられる店が見つからない。だんだん相方の機嫌が悪くなってくるのがわかる。灰色の空と海岸線を眺めながら、昨日の残りの玉米でごまかしつつ旗津半島を後にした。

珍珠奶茶を買ったあと一心一路の素食店で昼食後、鼓山区の高雄市立美術館へ向かう。ここは基本的に無料で入れるようでしばし芸術鑑賞。館内は広くきれいで、体験コーナー等もあったり、人もそんなに多くなかったのでゆっくり出来た。夜は相方の家族と一緒にご飯をたべホテルへ戻った。
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2月21日(月)

高雄から国内線飛行機で台北松山へ。飛狗バス乗り場で前にも合った美空ひばりファンのおっちゃんから切符を買う。飛行機が遅れないかなと思うがそうも行かず、また相方とはしばしの別れとなった。

台湾旅行2005.02 -5 冬は墾丁も寒い [台湾旅行2005.02]

2月19日(土)

温泉の質はともかくそれ以外はいまいちだった感じのホテルを後に、宿泊とセットになっていた遊覧船に乗るため後壁瑚へ向かう。今日は昨日の晴天とはうってかわって曇りで気温も低い。夏から一気に冬になったような感じで、肌寒い。ガソリンスタンドの脇に移転していたので少し迷いつつ車城の名物「黃家綠豆蒜」を相方が買ってくれる。緑豆入り葛湯みたいなものだが暖かくてありがたい。
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後壁瑚の遊覧船乗り場にやってくると波が高くて山陰の漁港にやってきた様に感じた。2月とは言え、台湾の南端で「悲しみ本線日本海」を歌いたくなるとは思わなかった。おかげで遊覧船も欠航。今持っているチケットは無期限の延長をしてもらえることになったが、次に来るときには忘れているような気がした。多分売り場の人もそう思っているような。同じような観光客に写真だけ撮ってもらって次へ行く。
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墾丁公園入口の駐車場に車を止め大尖石山をバックに写真を撮っていると相方の帽子が飛ばされた。風がかなり強く、これが墾丁冬の名物「落山風」かと思う。道路の向かいでやっていた風鈴季を見学。この風なら風鈴もよく鳴るだろうが、夏に涼を感じる日本の感覚とはホット違うなと思った。この日はあまりの風の強さに目の前の海岸は封鎖されて入れなくなっていた。
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お昼になったので相方の親戚がやっているという南湾近くのハンバーガーとパスタの店へ行きアメリカンサイズのハンバーガーを食べる。小さな店の作りはそれなりにアメリカンだが奥を見るとやっぱり台湾の家だなと思いつつ、大きなハンバーガーを、相方は素食のパスタを食べる。南湾の波も大きくうねっている。
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その後、昨晩ののリベンジで恒春の香雞排屋に行ってみたら、まだやってなかった。やっぱり夕方の早めの時間に行くのが良さそうである。高雄へ戻る途中多くの観光バスとすれ違う。今日は土曜日なので当然と言えば当然だが、昨日のような天気ならよかったのにな、少し同情してしまう。玉米(とうもろこし)などをおやつに高雄までしばしドライブ。

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夜は「親家路窄 Meet The Fockers」と言う、結婚を前の男女の両親の顔合わせを描いたアメリカの喜劇映画を見に行った。ポップコーンとコーラを手に半分苦笑いしつつ鑑賞後、六合夜市へ。ぶらぶらしようと思ったが雨が降り出したので、香雞排と玉米と臭豆腐を買って7-Elevenに寄った後ホテルへ戻った。
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台湾旅行2005.02 -4 香雞排は売り切れ [台湾旅行2005.02]

2月18日(金) 2

親戚、会社と一通り回った後は「国立海洋生物博物館」へ向かう。台湾でも最大級の水族館として人気の場所だし、水族館好きの僕としても行ってみたいところだった。天鵝湖と言うちょっとおしゃれな健康ランドのような施設の前からいつも通っている墾丁のメイン道路、省道26号線をそれて海沿いの県道153を行く。砂浜などは見えないが、入り江ごとに小さな漁村が見える。屋根が日本のような瓦ではないので、日本とよく似た風景も少なくない台湾だが、この辺りは何か外国に来た気分が満喫できた。YOHOと言う高級ホテルなども有り一度ゆっくりしてみたいなと思う。この日は行き交う車も少なく今日は空いているかなと思っていたが、駐車場に着いてみると大型の観光バスなどそれなりに混んでいる。入場すると水遊びのできる広場があり、本体の博物館は奥になるよう。少し歩いていくと写真などでおなじみの鯨の大きな模型がある池が見えてきた。池は浅く中には入れるようになっていて、子供から大人まで水遊びをしている。確かに今日は水にはいりたくなるような暑さである。冷房の効いた館内にはいると、珊瑚王国館と台湾水域館に大きく分かれている。まずは珊瑚王国館からみていくと、熱帯魚と珊瑚の水槽がまずあり、その後大型の水槽をいろいろな角度からみられるようになっていた。立ち見も出た白鯨魚のショーをみた後は台湾水域館へ。ショーが今一地味だった上、人が多すぎて少々くたびれ気味だったのだが、この台湾水域館はよかった。超大型水槽のような派手な売り物があるわけではないが、台湾の自然が感じられるような作りになっていて、一人で行っていたらここで数時間つぶしたかもしれない。「疲れた」を連発する相方に従って出口に向かう。車の運転を任せっぱなしなので強いこといえずしばらく休憩後海洋博物館を後にする。相方との旅行もいいが、こういうところはやっぱり一人で来るべきだなと思いつつ。今回はホテルの宿泊プランに入場券がセットになっているので気にしていなかったが、入場券は大人で250NT$。けっこうするが内容からすればまあまあ納得できるかなと思った。
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海洋博物館から四重渓温泉まではすぐ。とりあえずチェックインしようと予約しておいた南台湾観光大飯店へ向かう。明るいうちにホテルに着くのも久々のような気がした。海鮮料理の夕食付きプランだったので少し休憩した後、フロントに食事はどこにするか聞きに行く。相方は吃素なので、指定のレストランに素食がなければ面倒だけど恒春まで出かけようと話していたのだが、指定されたのは恒春より先の大光にある海鮮料理店。どっちみち出かけないといけないらしい。しかしバスの便も無いようだし、この食事付きプランは車を持っていないと大変そうである。大光は海鮮料理店が並ぶところで、指定された東家海産もその一角にある。相方は会社の人から聞いてこの店を知っていて、けっこうおいしいらしい。とは言えホテルの格安プランでの食事だとあまり期待できない気もするが。

食券に記された地図に従い天鵝湖から海岸方面へ向かい、大光へ。順順海産という店がまず見えてくる。相方によるとここも評判がいいそうだ。そのご幾つかの海鮮料理店を過ぎ、目的の東家海産に到着。駐車場が広くて相方も一安心。電話で確認したように素食対応も可と言うことだが、海鮮料理店でどうやるのかと思っていると、4皿とスープの定食メニューのうち最初の茹でエビを素食チャーハンに、スープを海草を使った素食にしてくれるとのこと。ご飯はセルフでお代り自由。水槽にはいろいろおいしそうな魚介類がいたが、出てきたのは、チャーハンスープの他に、アサリの炒め物、白身魚と野菜の炒め物になぜか麻婆豆腐。メニューはあまり海鮮料理らしく無い気もしたが、どれも適度に香辛料がきいておいしく、ご飯が進む進む。2人でと言うより素食でない3皿は一人で食べる羽目になったので少し残してしまったが、それがもったいなく思えるほどだった。

おなかいっぱいになって店を後にする頃にはどうやら同じホテルの泊まり客らしい数組が同じような定食を食べていた。できれば今度は店のおすすめなど食べてみたいと思いつつ、夜食を確保するために恒春の町へ。ここでの第一の目的は香雞排。台湾で一番好きな香雞排がここにある。南門から市街に入り中正路と文化路が交わる辺り、左手に黄色い看板の香雞排屋が見えた。喜び勇んで行くと「売り切れ」。しょぼんとしている間にも何人かが「売り切れ」を知らされしょぼんと帰っていった。それでは、2番目の店にと、相方の記憶をたどって行くが引っ越してしまってその引っ越し先がよくわからないらしい。しょうがないので、相方おなじみの飲料スタンド横の香雞排屋に言ってみると先ほど同じように「売り切れ」と言われていたおっさんが買っている。ここも美味しいかもと注文してみたが、ちょっと日本の唐揚げ風で、残念ながら一番の店の味を期待していた気持ちを満たすほどではなかった。車を出して南門を抜けようとしたとき相方が2番目の店が南門入ってすぐ右手のところに引っ越しているのを見つけたが時すでに遅し。明日に期待することにした

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台湾旅行2005.02 -2 夜食はちょっと多め [台湾旅行2005.02]

2月17日(木) 2

さすがに高雄は暑い。相方の車に乗り込むと冷房が心地良い。中山路を北へ、高雄駅を超える跨線橋にのる辺りで右手に僕が初めて高雄に来た時に泊まった喬山大飯店が見えた。相方が変なホテルか?と聞くが、ごく普通のホテルである。夜食を買うため青島街近くに車を停める。去年の10月にはちゃんとした駐車場に停めたのだが、そこで接触事故を起こしてしまったため、今回は店の前に停めさせてもらうことに。相方やその弟がよく買いに言っている素食のハンバーガを売っている店だ。相方は素食ハンバーガを注文した後、僕用の香雞排と木瓜牛乳を買いに行き、僕は車の中で留守番である。
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夜食も買ってホテルへ向かう途中、相方が「後ろの席に牛奶棗子(なつめ)がある、洗ってあるから食べてみ」と言う。高雄県や屏東県でよく栽培されていて、牛奶蜜棗とも言われる牛奶棗子はこの時期が旬らしく、大きなバスケットに一杯詰められたものが幾つか載っている。どうやら明日はこの棗子の運び屋もやらなければならないようだ。初めて食べる生の棗子は牛奶(牛乳)の名前のとおりほんのりミルクの香りがするやさしい感じの味だった。ただ、機内食も食べているし、香雞排もハンバーグもあるし3,4個食べたところで止めておく。
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7-Elevenによって無糖のお茶など買ってホテルへ。ここは相方の会社の関連になるので知合いが多くてちょっと照れくさい。安くなるのはいいのだが。
部屋に入って、テレビをつけて夜食をテーブルに並べると、ハンバーグが4個もある。なんで?と聞くと1個は明日の朝の分と言う。1個は僕が食べるとして、自分で今晩2個も食べる気らしい。最近太ってきたようだし家の相方ちょっとやばいかも。ふと、テレビのチャネルをいじっていた相方が文句を言い始めた。このホテル、ケーブルテレビはもちろん入っているのだが、今晩自分の見たい番組がある1チャネルのみが入らないらしい。僕に言われてもどうにもできん。

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台湾旅行2005.02 -1 ビジネスクラスで高雄へ [台湾旅行2005.02]

2月17日(木)-1

ここ何度か台湾へ行くパターンが、関空17:20(EG217)19:20台北20:20(EG279)21:25高雄
と夕方の日本アジア航空ばかりになってしまっていて、別の航空会社にしてみたりしたい気はあれど、関空から高雄に行こうとすれば、乗り継ぎが便利だし、朝ゆっくりしていられるし、可能性は低いものの緊急事態があれば当日の午前中仕事も出来るしと、結局今回も同じパターンでの出発となった。但し、今回はラッキーにもビジネスクラスの航空券を手に入れた。

自宅を昼出発し、空港リムジンバスで関空に向かう。1年前と比べると同じ時間帯でもバスの乗客が増えているような感じ。関空の利用客も少し多くなって来ているのかと思う。特に渋滞も無く、早めの2時半に関空着。日本アジア航空(JAL)のチェックインカウンターがエコノミーと、ビジネス・ファーストで分かれているのも気づかず少し戸惑いつつ、入り口を見つけて、荷物検査を済ませる。手前のファーストクラスカウンタを通り越してビジネスクラスカウンタの方へ行こうとすると、暇そうだったファーストクラスのカウンターのおねえさんに呼ばれてチェックイン。窓側の座席を割り当ててもらう。エビフライ定食を食べたり、高雄の実家に帰っている相方に電話をした後、出国手続きも問題無く終了。

結構時間があるので、ビジネスクラスのチケットで入れるラウンジに行こうかとも思ったが、ジジ臭い雰囲気がしてそうだったので、待合室の椅子に座って飛行機や乗客達を眺めて過ごす。もうそろそろ搭乗開始かなという16:50分頃、搭乗口にはもう長い列が出来ているが、ここでビジネスクラス特権、優先搭乗でもかましてやろうと待っていると。点検のため搭乗開始が遅れるとのアナウンスが入った。しかも日本語と中国語で微妙に内容がずれている。少しくらいの遅れなら問題無いのだが、僕は台北乗り継ぎで、高雄まで行かなければならない。東京からの高雄行きが接続待ちをしてくれる時間で遅れが何とか収まって欲しいなと思いつつ待っていると、何度かやっぱり日本語と中国語で微妙に内容の違うアナウンスがあり、本来の出発時刻である17:20頃、ようやく搭乗開始となった。この分だと高雄行き接続は問題なさそうである。

初めての優先搭乗と言うことで、長い列を尻目にさっさと機内に入るが、少し座るのが早くなるくらいであんまりうれしくもなかった。同じく優先搭乗をしていた中で、子供連れとかでもないのにビジネスでなくエコノミーの方へ行くおっさんが何人もいたが、アナウンスにもあったJAL何とかの会員なのだろうか。エコノミーのチケットでビジネスにして貰えたり、自由席ならともかく指定席の飛行機で、結局全員揃わないと飛ばないのだから、メリットも少なそうだしなんか変な、と思いつつ、ビジネスクラスの座席にすわる。隣の席も空いていたし、座席もエコノミーと比べるとさすがに前後左右とも少し広いが、身体の大きな僕にとっては、ゆったりと言う感じはしない。さっそく結構年のいった空嫂が新聞、雑誌はどうかと個人的に聞いてきてくれるがボーとしていたかったので断った。

結局、定刻より20分位遅れての出発になったようで、今後の予定にも特に影響はなさそうである。せっかく、翼に視界をさえぎられない窓側の席なのに生憎の悪天候、雲の中に突っ込むと後は地上の明かりすら見えなかった。暫くすると、飲み物の注文、その後メニューを配った後機内食の注文を取りに来られた。メニューは和食が1種類に洋食が、ビーフとチキンの二種類。パンが食べたかったので洋食のチキンにしてみた。食器がちゃんとした陶器だったり、チキンの量が多かったり、少し高そうな食材を使ってたりするものの味の方はエコノミーとそんなに変わらず。まずくも無いがまた注文したいとも思わない味だった。食べたかったパンの方は3種類ほどの中から好きなものを何個か取って良いようで、2個もらったが、味の方はまあまあか。デザートが食事が終わってから別に出てきたのは、ちょっと気分が良かった。

もうすぐ着陸とのアナウンスがあってから窓の外を眺めていたが、明かりがまったく見えない。台北付近はかなり厚い雲に覆われていたようで、大丈夫かなと心配になりだした頃ようやく地上が見えると、桃園の空港は目の前、すぐに着陸となった。遅れは15分くらいに縮まっていたようだ。この日の桃園・台北国際空港は雨も降っていたようで、機外に出ると少し肌寒い。出かける前の電話で、相方が「暑い、暑い」と言っていたので、上着は預け入れ荷物の中に入れてしまっていたので、ちょっと失敗したかなと思う。待合室の横を通って行くが、前回までなら香港行きの乗客で賑やかだったのが今回、この関空発の飛行機は、台北経由の香港好きではなくて、台北止め。待合室には誰もおらず寂しい感じがした。

東京から来た飛行機は関空からの飛行機に着いていた各座席のテレビも無くなんとなく狭苦しい感じ。非常口の窓側で隣は空きと言う比較的広い場所に座れたが、サービスもエコノミーと同じパックのオレンジジュースが配られるのみで、景色の見えないこともあいまっていまいちしょぼいビジネスクラス体験になった。高雄は晴れとか言ってたような気がしたけど、となんとなく窓のそとを見ていると、台南当たりからか、雲の切れ間に地上の明かりが見えるようになり、高雄に近づくとすっかり晴れていた。海側から大きくカーブし、高雄の夜景を楽しみつつ高雄小港空港には定刻より少し早い、21:10ころ着。入国審査も、手荷物受取りもスムーズに行き、税関はパスポートの提示すらなくフリーパスで到着ロビーへ。やっぱり少し暑い。

桃園空港で高雄行きの搭乗を待っている間、相方に飛行機が少し遅れたと電話を掛けておいたので、まだ来てないかなと、当たりを見まわすとやっぱりまだ到着していない。先に両替をしておこうと台湾銀行の窓口で待っていると、「なにしてる」と相方が現れた。
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