台湾旅行2004.11 -3

１１月２１日（日） １

朝起きて、携帯電話の電源を入れるとパスワードを要求された。今回の旅行用に予め相方に買ってもらって、プリペイドカードで開通の手続きまでしてもらっていたのだが、パスワードのことまでは聞いていなかった。恐らく単純な数字の組み合わせのままだろうと何度かチェレンジしている内にどうにか立ちあがった。この携帯だが出来るだけ安いのを買っておいてくれと言っていたので、中古品だったらしく受取ったときに前の利用者の入れた電話帳がそのまま残っていた。それを見つけた相方が、僕の手から携帯を取り上げ電話帳の名前を消して行くのを見つつ、出来れば女性の名前は置いておいて欲しいな、と言いたいけど怒られそうだったので言えなかった。

７時半ごろ両親に電話をかけるが出なかったので、一人で朝食に行く。一人で食事するのには、慣れている筈なのにちょっと寂しい気がする。９時に相方の弟がホテルまで車で来てくれて、両親とともに相方の家に向かう。高速を下り相方の家の近くの美容院で僕と母親が車から下ろされる。中に入っていくと相方がピンクのドレスを着て、なにやらやっている。僕と母親はシャンプーをしてもらう。後で聞くと、母親が台湾で一番良かったのがこの台湾式シャンプーをしてもらっている時だったらしい。僕のシャンプーが終わってふと見ると、以前着たときにはおばさんしかいなかった美容院に若くて可愛い女の娘がいる。こんな娘がおったんか、と思っていると、台北から来てくれた相方の友人Ｙ嬢だった。Ｙ嬢とは以前、相方と台北に行った時、一緒に陽明山に行っている。どうも、誰や？みたいな顔をしてY嬢を見ていたらしく「前に陽明山に一緒に行った・・・」と少し怒ったように言われる。正直、僕は人の顔を覚えるのが苦手な上、前はかけていなかった眼鏡をかけていたのでわからなかったのだが、「もちろん、わかってます」と答える。