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台湾旅行2005.02 -2 夜食はちょっと多め [台湾旅行2005.02]

2月17日(木) 2

さすがに高雄は暑い。相方の車に乗り込むと冷房が心地良い。中山路を北へ、高雄駅を超える跨線橋にのる辺りで右手に僕が初めて高雄に来た時に泊まった喬山大飯店が見えた。相方が変なホテルか?と聞くが、ごく普通のホテルである。夜食を買うため青島街近くに車を停める。去年の10月にはちゃんとした駐車場に停めたのだが、そこで接触事故を起こしてしまったため、今回は店の前に停めさせてもらうことに。相方やその弟がよく買いに言っている素食のハンバーガを売っている店だ。相方は素食ハンバーガを注文した後、僕用の香雞排と木瓜牛乳を買いに行き、僕は車の中で留守番である。
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夜食も買ってホテルへ向かう途中、相方が「後ろの席に牛奶棗子(なつめ)がある、洗ってあるから食べてみ」と言う。高雄県や屏東県でよく栽培されていて、牛奶蜜棗とも言われる牛奶棗子はこの時期が旬らしく、大きなバスケットに一杯詰められたものが幾つか載っている。どうやら明日はこの棗子の運び屋もやらなければならないようだ。初めて食べる生の棗子は牛奶(牛乳)の名前のとおりほんのりミルクの香りがするやさしい感じの味だった。ただ、機内食も食べているし、香雞排もハンバーグもあるし3,4個食べたところで止めておく。
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7-Elevenによって無糖のお茶など買ってホテルへ。ここは相方の会社の関連になるので知合いが多くてちょっと照れくさい。安くなるのはいいのだが。
部屋に入って、テレビをつけて夜食をテーブルに並べると、ハンバーグが4個もある。なんで?と聞くと1個は明日の朝の分と言う。1個は僕が食べるとして、自分で今晩2個も食べる気らしい。最近太ってきたようだし家の相方ちょっとやばいかも。ふと、テレビのチャネルをいじっていた相方が文句を言い始めた。このホテル、ケーブルテレビはもちろん入っているのだが、今晩自分の見たい番組がある1チャネルのみが入らないらしい。僕に言われてもどうにもできん。

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台湾旅行2005.02 -1 ビジネスクラスで高雄へ [台湾旅行2005.02]

2月17日(木)-1

ここ何度か台湾へ行くパターンが、関空17:20(EG217)19:20台北20:20(EG279)21:25高雄
と夕方の日本アジア航空ばかりになってしまっていて、別の航空会社にしてみたりしたい気はあれど、関空から高雄に行こうとすれば、乗り継ぎが便利だし、朝ゆっくりしていられるし、可能性は低いものの緊急事態があれば当日の午前中仕事も出来るしと、結局今回も同じパターンでの出発となった。但し、今回はラッキーにもビジネスクラスの航空券を手に入れた。

自宅を昼出発し、空港リムジンバスで関空に向かう。1年前と比べると同じ時間帯でもバスの乗客が増えているような感じ。関空の利用客も少し多くなって来ているのかと思う。特に渋滞も無く、早めの2時半に関空着。日本アジア航空(JAL)のチェックインカウンターがエコノミーと、ビジネス・ファーストで分かれているのも気づかず少し戸惑いつつ、入り口を見つけて、荷物検査を済ませる。手前のファーストクラスカウンタを通り越してビジネスクラスカウンタの方へ行こうとすると、暇そうだったファーストクラスのカウンターのおねえさんに呼ばれてチェックイン。窓側の座席を割り当ててもらう。エビフライ定食を食べたり、高雄の実家に帰っている相方に電話をした後、出国手続きも問題無く終了。

結構時間があるので、ビジネスクラスのチケットで入れるラウンジに行こうかとも思ったが、ジジ臭い雰囲気がしてそうだったので、待合室の椅子に座って飛行機や乗客達を眺めて過ごす。もうそろそろ搭乗開始かなという16:50分頃、搭乗口にはもう長い列が出来ているが、ここでビジネスクラス特権、優先搭乗でもかましてやろうと待っていると。点検のため搭乗開始が遅れるとのアナウンスが入った。しかも日本語と中国語で微妙に内容がずれている。少しくらいの遅れなら問題無いのだが、僕は台北乗り継ぎで、高雄まで行かなければならない。東京からの高雄行きが接続待ちをしてくれる時間で遅れが何とか収まって欲しいなと思いつつ待っていると、何度かやっぱり日本語と中国語で微妙に内容の違うアナウンスがあり、本来の出発時刻である17:20頃、ようやく搭乗開始となった。この分だと高雄行き接続は問題なさそうである。

初めての優先搭乗と言うことで、長い列を尻目にさっさと機内に入るが、少し座るのが早くなるくらいであんまりうれしくもなかった。同じく優先搭乗をしていた中で、子供連れとかでもないのにビジネスでなくエコノミーの方へ行くおっさんが何人もいたが、アナウンスにもあったJAL何とかの会員なのだろうか。エコノミーのチケットでビジネスにして貰えたり、自由席ならともかく指定席の飛行機で、結局全員揃わないと飛ばないのだから、メリットも少なそうだしなんか変な、と思いつつ、ビジネスクラスの座席にすわる。隣の席も空いていたし、座席もエコノミーと比べるとさすがに前後左右とも少し広いが、身体の大きな僕にとっては、ゆったりと言う感じはしない。さっそく結構年のいった空嫂が新聞、雑誌はどうかと個人的に聞いてきてくれるがボーとしていたかったので断った。

結局、定刻より20分位遅れての出発になったようで、今後の予定にも特に影響はなさそうである。せっかく、翼に視界をさえぎられない窓側の席なのに生憎の悪天候、雲の中に突っ込むと後は地上の明かりすら見えなかった。暫くすると、飲み物の注文、その後メニューを配った後機内食の注文を取りに来られた。メニューは和食が1種類に洋食が、ビーフとチキンの二種類。パンが食べたかったので洋食のチキンにしてみた。食器がちゃんとした陶器だったり、チキンの量が多かったり、少し高そうな食材を使ってたりするものの味の方はエコノミーとそんなに変わらず。まずくも無いがまた注文したいとも思わない味だった。食べたかったパンの方は3種類ほどの中から好きなものを何個か取って良いようで、2個もらったが、味の方はまあまあか。デザートが食事が終わってから別に出てきたのは、ちょっと気分が良かった。

もうすぐ着陸とのアナウンスがあってから窓の外を眺めていたが、明かりがまったく見えない。台北付近はかなり厚い雲に覆われていたようで、大丈夫かなと心配になりだした頃ようやく地上が見えると、桃園の空港は目の前、すぐに着陸となった。遅れは15分くらいに縮まっていたようだ。この日の桃園・台北国際空港は雨も降っていたようで、機外に出ると少し肌寒い。出かける前の電話で、相方が「暑い、暑い」と言っていたので、上着は預け入れ荷物の中に入れてしまっていたので、ちょっと失敗したかなと思う。待合室の横を通って行くが、前回までなら香港行きの乗客で賑やかだったのが今回、この関空発の飛行機は、台北経由の香港好きではなくて、台北止め。待合室には誰もおらず寂しい感じがした。

東京から来た飛行機は関空からの飛行機に着いていた各座席のテレビも無くなんとなく狭苦しい感じ。非常口の窓側で隣は空きと言う比較的広い場所に座れたが、サービスもエコノミーと同じパックのオレンジジュースが配られるのみで、景色の見えないこともあいまっていまいちしょぼいビジネスクラス体験になった。高雄は晴れとか言ってたような気がしたけど、となんとなく窓のそとを見ていると、台南当たりからか、雲の切れ間に地上の明かりが見えるようになり、高雄に近づくとすっかり晴れていた。海側から大きくカーブし、高雄の夜景を楽しみつつ高雄小港空港には定刻より少し早い、21:10ころ着。入国審査も、手荷物受取りもスムーズに行き、税関はパスポートの提示すらなくフリーパスで到着ロビーへ。やっぱり少し暑い。

桃園空港で高雄行きの搭乗を待っている間、相方に飛行機が少し遅れたと電話を掛けておいたので、まだ来てないかなと、当たりを見まわすとやっぱりまだ到着していない。先に両替をしておこうと台湾銀行の窓口で待っていると、「なにしてる」と相方が現れた。

これから出発 [台湾旅行2005.02]

仕事も忙しい中、何とか出発できるようになりました。もうすぐ関空、台北経由で高雄まで行って来ます。

林志玲 日本再發現 [書籍・雑誌]

林志玲 日本再發現 時周文化

テレビでも放映されたYokoso Japanキャンペーンで親善大使を務める林志玲が紹介する日本の旅行ガイドの書籍版ですが、表紙からして温泉に入っている林志玲ですし主役は日本と言うより林志玲です。
紹介されているのは、東京、愛媛、香川、徳島、広島、神戸、大阪、京都などどちらかと言えば地味な感じの四国3県が入っていたり、地域の選び方もなんで?という感じがしないでもないです。
まあこの本の正しい鑑賞法はやっぱり林志玲の写真集としてでしょうか。
ちなみに通常版と値段が変わらなかったので、サイン入りと言うのを買いましたが直接本人サインにしてもらったわけではないのでちょっとむなしいです。

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台湾の街 恒春 [台湾の街]

恒春

台湾の新年休暇ももうそろそろ終わりでしょうか。台湾の南端墾丁も今年は天気に恵まれて大勢の観光客が来ていたようで、道路も混雑し普段の倍以上の時間がかかっていたようです。気温もそれなりに上がっていたのか昼間、屋外で泳ぐ人もちらほらいたようでなかなかうらやましいです。

その墾丁に一番近い街らしい街、観光の起点にもなるのが恒春です。以前はパイワン族の言葉の音訳で「琅嶠(ランジァオ)」蘭科の植物の意味をもつ名前で呼ばれていたようです。

東西南北4つの門と城壁に囲まれた常春の街、恒春。観光客としては墾丁の海や最南端の鵝鑾鼻の方に引かれてしまいますが、街をぶらぶらしてみると他の台湾の街と同じくいろいろ楽しいものがありそうです。中でも僕が印象に残っているのが香雞排。台湾を代表する小吃の一つであちこちで食べられますが、僕が今まで食べたなかで一番美味しいと思ったのがここ恒春で食べた香雞排。黄色の看板の小さな屋台の中ででおばちゃんが一人でやっていたその香雞排は、少し甘めでスパイスも効いている、香雞排を一番好きな台湾小吃にしてしまいました。残念ながら場所はどの辺だったか忘れてしまいましたが。恒春ではもう一箇所別の香雞排屋さんのを食べたことがあります。同じく黄色の看板のこちらの店は若いにいちゃんねえちゃんがやっていてちょっとスパイスがきつめ。こちらもなかなか美味しくて、僕にとって恒春と言えば香雞排と言うイメージが着いてしまいました。

恒春では毎週日曜の夜に夜市が行われていて恒春だけで無く墾丁等からも多くの人がやってきているようです。墾丁への省道29号線は恒春の街外れを通るようになりましたが、墾丁へ行くとき恒春の街をただの観光の起点にするだけでなく、街そのものを目的として歩いてみるのもいいかもしれません。

その恒春の冬の風物詩といえば「落山風」。東北の季節風が吹く季節、3000メートル級の山が連なる中央山脈はなかなか超えられないこの季節風が恒春半島では山の高さが数百メートルから1000メートルになることからこの山を駆け上り、「水躍」と呼ばれる(日本語分かりません)現象が起こると乾燥した冷たい空気を伴って山の西側へ一気に吹き降ろす、これを「落山風」というそうです。風の強さは台風並で秒速10数メートル、時には秒速30メートルを超える風も記録されるようで、さすがの台湾最南端、常春のまちもこのときだけは寒く感じることもあるそうです。

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