台湾旅行2004.11 -2

１１月２０日（土）台南観光

この日は８時に朝食の予定になっていたので、８時前に両親の部屋に電話を掛けると出ない。ちょっと心配するが、朝食のレストランに行くともうすでに食事をしていた。取り合えず同じ席に座って朝食を取るが、相方は心なしか食欲が無いようで、どうしたのかなと思っていたが、両親が部屋に帰った後はいつものように食べだしたので安心する。

一旦部屋に戻って９時に相方の運転で出発。九如インターから中山高速を通り相方の家へ向かう。お互い挨拶をした後、今日は僕等と、僕の両親で台南観光に向かうことにする。竹路インターで高速を下り、省道１７号を台南市街へ向かう。途中、菱角を買い食べつつ車窓を見ていると土曜日のせいか観光客が多く、黄金海岸には観光バスまで停まっていた。

台南に着き、まずは安平古堡を目指す。台南は相方のおばさんもいて、彼女が何度も来ている街だが、これまでの経験上、そのおばさんの家などよく知っている数カ所以外に行こうとするとまず道に迷うだろう。と言うわけで、僕が地図を見ながらナビゲートする。案の定、相方は僕の指示する道が自分の記憶と違うと言って文句をつけてくる。地図が間違っている可能性も無いが、そこは自分の主張を通す。結果無事に安平地区に到着。まずは、日本のガイドブックでもおなじみの「周氏蝦巻」へ。丁度お昼時と言うことも有って大勢の人が並んでいる。思ったより早く行列も進んで、２階に席を見つけて座る。相方は吃素なのでここでは我慢してもらって３人で蝦巻とスープを食べる。食べ終わった後、相方に昼ご飯を食べに行こう。と言うが、「今はいらない」と言う。お腹が空きすぎて機嫌が悪くなったかと、心配になるが、違うと言うし、表情からもいまいち読み取れない。結局、僕の両親に遠慮していたようなのだが、相方のこれまでの言動からしてちょっと意外な気がした。

蝦巻のあと、すぐそばの安平古堡へ行ったが駐車場が満杯で停めるところが無い。両親も無理に見たくは無いと言うし、車窓観光だけにして、鹿耳門聖母廟、正統鹿耳門聖母廟と２箇所の廟を観光する。この後市内に戻り孔子廟などを見るつもりだったが、家の両親がもう疲れたと言う。今回は彼らの行きたいところに行くと言うことになっていたし、その彼らがもういいと言うのなら無理に観光に行くことも無い。新天地の新光三越に行き休憩兼買い物をすることにした。相方の昼食がまだなのでとりあえずフードコーナーへ行ってみる。「橄欖樹」というイタリア料理の店が相方の目にとまる。家の両親はコーヒーだけでいい、との事だったのでそこに入ってみると、どうやら日本のドトールコーヒーがやっている店のよう。それを両親に言うと、ドトールを知らなかった。後日、スターバックスに行こうかと言う話もするが、スターバックスも知らなかった。そう言う年になってるのかとあらためて思う。

食事の後、両親に何か買うかと言って店内を回るが、欲しいものは高い、と言うので結局何も買わずに、次の目的地の足ツボマッサージに向かう。着いたのは、僕等が１０月に行ったことの有る、永華路は鄧老師の店。ここも結構混んでいて少し脚浴の時間がずれたが、足ツボマッサージの時間は４人揃えてもらって開始。前回よりソフトな感じがしたがやっぱり気持ち良くて半分寝る。両親に他に何処か見るかと聞くが、ホテルに帰りたいとの事なのでそのままホテルへ。夕食はどうするか聞くがコンビニでいいと言うので一緒に近くの7-Elevenへ行ったあと両親は部屋に戻る。

僕等は婚紗店に行って明日の衣装合わせをするため、再び車に乗り相方の家へ向かう。30分ほどで婚紗店に着き、相方は衣装合わせ。「太ってるかも」とぎゃーぎゃー言っていたが、大丈夫だったよう。小さい方の結婚写真と、家の前に飾るパネルにパネルスタンドを受け取って相方の家に行く。夕食は油飯を買ってあると言うので相方の家で食べることにした。本来ならこの後、台北からバスで来る相方の親友Y嬢を高速のバス停まで迎えに行くはずだったが、これは相方の弟がすでに出かけたらしい。今晩は相方は自分の家に泊まるので、弟にホテルまで送ってもらった。