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車埕 [台湾の風景]

今日は阪神淡路大震災から丁度10年目、会社の事務所が入っているビルでも防災訓練が行われ、21階から階段を駆け下りる羽目になりました。その後の黙祷ではいろいろ考えてしまいましたが。

ここ車埕も1999年9月21日の集集大地震で大きな被害を受けたところです。僕がここに行ったのは1992年夏のこと。ニ水からのディーゼルカーも手前の水里で多くの人が下りてしまい、眼前に山が迫るいかにもローカル線の終点と言う雰囲気のホームに下りたのは数人でした。

台湾では高屏渓に次ぐ2番目の流域面積をもつ獨水渓にそって走る鉄道の集集線が水里から方向を変え水里渓に沿って北へ、すぐに終点の車埕に到着です。すぐ北には明潭水庫(ダム)が控えています。921大地震で大きな被害を受けた車埕ですが、駅舎はかつての主力産業である木材を生かした立派なものに立てかえられ、近年の台湾のローカル線ブームもあいまって週末には多くの人が訪れるようになったようです。駅を出て右手へ。貯木池の傍にある天車(天梯)あたりまでぶらっと歩いてみるのもいいかもしれません。
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