1998 GWビートル2とセマウル(4) おわり [旅行記 海外]
5月 4日(水)
今日は韓国最後の日になるのだがだらだらと目覚める。9時頃までベッドでう
だうだしたあと9:30チェックアウトして,地下鉄明倫洞(みょんにゅんどん)
へ向かう。西面(そみょん)迄350ウォンの切符を買い高架のホームに上がる。
東莱(とんね)をすぎると地下に潜り西面着。CD屋を2件ほど回りCD3枚と
テープ1本を買う。暫くうろついたあと地下鉄で,南浦洞(なむぽどん)へ行き
付近をうろうろ。地下街で道を尋ねられたようだが判るわけがない。やっぱりち
ょっとぐらい話せたらなあ,と思う。又来ることになるだろうし。チャガルチか
ら中央洞(ちゅんあんどん)まで地下鉄に乗り,釜山駅(ぷさんよく)迄歩く。
途中ロシア語が氾濫している通りがあった。呼び込みも結構やっていたが,僕は
全く無視された。釜山駅西側の中華街で漢字の看板にひかれて一軒の中華料理店
に入る。しかしメニューはハングルだけ。御飯と言う意味の「ぱぷ」と言うハン
グルは何とか判るので,最後に「ぱぷ」と付いた中から1つ選び「これっ」と指
差す。すると店の人が「おむらいす」と言う。中華屋でおむらいす,もないので
となりのを指差し,「こっち」と言った。何が出てくるかと思ったが,シーフー
ドチャーハンでまあ美味しかった。結局これが今回韓国最後の食事になった。
そろそろ国際ターミナル迄行こうと思う。歩くのもめんどくさくなって釜山駅
前から中央洞(ちゅんあんどん)まで地下鉄に乗ることにする。自動販売機のボ
タンを押し,「350」ウォンの表示が出ると急に横から若い女の子が何か言っ
てきた。「350ウォン」と言うのだけ判ったのだが,手に切符を持ってるし,
どうやら「間違えてもたんでこれ買うて」と言うことらしい。僕は頷いて350
ウォン渡そうとしたのだが小さいのがなく,ちょっと手間取って500ウォン渡
した。その娘はちょっといらいらした感じで,切符と150ウォンを僕に渡して
とっとと自動販売機に向かった。僕はもうちょっと愛想ようしてもええんちゃう
と思ったが,急いでいるようだったし,ひっとしたら韓国語でお礼を言ってるか
もしれないし,それにわりと可愛いかったので許す。
12:20頃釜山港国際ターミナルに着いた。早速チェックインしたが2階禁
煙席窓側の席はもう全部埋まっていた。キャンセル待ちのリストにも10数人の
名前が並んでいた。14:00の出航1時間前に出国手続き開始。もう今から関
釜フェリーに乗るため並んでいる荷物を避けながら手続場に入る。免税店も大賑
わいある。今日は完璧に満席のようだ。5分程後れて出航。1.5mの波,と言
うことだったがそんなに揺れたようでもなかった。順調に航行して16:00頃
博多港に入港。早めに下船したつもりだったが入国審査場にはもう長い列が出来
ていた。右端一列が外国人用,その他が日本人用で,女性の係員が「日本人の方
はこちら,外国人の方はこちらへ」と案内していた。日本人用の列に付くと,「
在日韓国人は?」と尋ねる声がした。どちらでも,と言う答えだった。
税関でも時間がかかり,これまでなら5分もかからずに通り抜けていたところ
がターミナルの外に出ると16:25になっていた。ターミナル前左手に西鉄バ
スが停まっている。博多までの無料シャトルバスだ。既に空席は一番後ろにしか
残ってなかった。まだ後から来る人も大勢いて補助席をだしても乗り切れないよ
うだった。この間天神経由の吉塚行き西鉄バスが入ってきたがこちらに乗る人は
いなかった。のれない人が,運転手さんともめ,16:30発車が少し後れる。
博多からの列車の時間が気になるようで,車内もちょっとざわざわしてきたが,
16:37発車。10数人の人が残されたようである。しかしGWなんやしどれ
ぐらいの人がシャトルバスに乗るかぐらい調べて手配してないんかなあと思う。
約10分で博多駅着。少し発車が後れたせいか,改札口へ走る人もいた。今
日の博多はどんたく,博多駅の周りでもイベントが行われており,大勢の人が
祭りを楽しんでいるようだった。博多の街からは韓国に負けないほどの熱気が
感じられた。ぶらぶら歩きながら,韓国と日本,それぞれの文化を持ちながら,
やっぱり同じアジアの人なんやなと考えていた。
-おわり-
今日は韓国最後の日になるのだがだらだらと目覚める。9時頃までベッドでう
だうだしたあと9:30チェックアウトして,地下鉄明倫洞(みょんにゅんどん)
へ向かう。西面(そみょん)迄350ウォンの切符を買い高架のホームに上がる。
東莱(とんね)をすぎると地下に潜り西面着。CD屋を2件ほど回りCD3枚と
テープ1本を買う。暫くうろついたあと地下鉄で,南浦洞(なむぽどん)へ行き
付近をうろうろ。地下街で道を尋ねられたようだが判るわけがない。やっぱりち
ょっとぐらい話せたらなあ,と思う。又来ることになるだろうし。チャガルチか
ら中央洞(ちゅんあんどん)まで地下鉄に乗り,釜山駅(ぷさんよく)迄歩く。
途中ロシア語が氾濫している通りがあった。呼び込みも結構やっていたが,僕は
全く無視された。釜山駅西側の中華街で漢字の看板にひかれて一軒の中華料理店
に入る。しかしメニューはハングルだけ。御飯と言う意味の「ぱぷ」と言うハン
グルは何とか判るので,最後に「ぱぷ」と付いた中から1つ選び「これっ」と指
差す。すると店の人が「おむらいす」と言う。中華屋でおむらいす,もないので
となりのを指差し,「こっち」と言った。何が出てくるかと思ったが,シーフー
ドチャーハンでまあ美味しかった。結局これが今回韓国最後の食事になった。
そろそろ国際ターミナル迄行こうと思う。歩くのもめんどくさくなって釜山駅
前から中央洞(ちゅんあんどん)まで地下鉄に乗ることにする。自動販売機のボ
タンを押し,「350」ウォンの表示が出ると急に横から若い女の子が何か言っ
てきた。「350ウォン」と言うのだけ判ったのだが,手に切符を持ってるし,
どうやら「間違えてもたんでこれ買うて」と言うことらしい。僕は頷いて350
ウォン渡そうとしたのだが小さいのがなく,ちょっと手間取って500ウォン渡
した。その娘はちょっといらいらした感じで,切符と150ウォンを僕に渡して
とっとと自動販売機に向かった。僕はもうちょっと愛想ようしてもええんちゃう
と思ったが,急いでいるようだったし,ひっとしたら韓国語でお礼を言ってるか
もしれないし,それにわりと可愛いかったので許す。
12:20頃釜山港国際ターミナルに着いた。早速チェックインしたが2階禁
煙席窓側の席はもう全部埋まっていた。キャンセル待ちのリストにも10数人の
名前が並んでいた。14:00の出航1時間前に出国手続き開始。もう今から関
釜フェリーに乗るため並んでいる荷物を避けながら手続場に入る。免税店も大賑
わいある。今日は完璧に満席のようだ。5分程後れて出航。1.5mの波,と言
うことだったがそんなに揺れたようでもなかった。順調に航行して16:00頃
博多港に入港。早めに下船したつもりだったが入国審査場にはもう長い列が出来
ていた。右端一列が外国人用,その他が日本人用で,女性の係員が「日本人の方
はこちら,外国人の方はこちらへ」と案内していた。日本人用の列に付くと,「
在日韓国人は?」と尋ねる声がした。どちらでも,と言う答えだった。
税関でも時間がかかり,これまでなら5分もかからずに通り抜けていたところ
がターミナルの外に出ると16:25になっていた。ターミナル前左手に西鉄バ
スが停まっている。博多までの無料シャトルバスだ。既に空席は一番後ろにしか
残ってなかった。まだ後から来る人も大勢いて補助席をだしても乗り切れないよ
うだった。この間天神経由の吉塚行き西鉄バスが入ってきたがこちらに乗る人は
いなかった。のれない人が,運転手さんともめ,16:30発車が少し後れる。
博多からの列車の時間が気になるようで,車内もちょっとざわざわしてきたが,
16:37発車。10数人の人が残されたようである。しかしGWなんやしどれ
ぐらいの人がシャトルバスに乗るかぐらい調べて手配してないんかなあと思う。
約10分で博多駅着。少し発車が後れたせいか,改札口へ走る人もいた。今
日の博多はどんたく,博多駅の周りでもイベントが行われており,大勢の人が
祭りを楽しんでいるようだった。博多の街からは韓国に負けないほどの熱気が
感じられた。ぶらぶら歩きながら,韓国と日本,それぞれの文化を持ちながら,
やっぱり同じアジアの人なんやなと考えていた。
-おわり-
2004-06-06 00:25
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