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4月11日(金)

最終日の朝、ホテルで朝食を食べた後妻の指令をかたずけるため街へ出る。素食の煎餅か粽を買えということだが、ホテルの周りにそういう店が見当たらない。収穫はなし、道に迷ってくそ高い国際漫遊も使ってホテルまでたどり着く。10時20分頃にタクシーを読んでもらって高鉄台中駅まで。WEBチェックインは済ませていたので高鉄の駅で荷物を預けてバスで桃園空港へ。雑誌を買った後、お昼ご飯を食べていなかったので豆花を食べ機内へ。機内食はチキンを選ぶと鳥の甘酢ご飯だった。まあ、美味しい。定刻に離陸したはずなのに関空着は少し遅れた。そう言えば8日に折り返しで大幅に遅れてくれたあの飛行機か。日常的に遅れているのか季節的な要因があるのか。
三宮へのバスは満席だったが荷物がすんなりと出てきたので予定通りの新快速に乗れて帰宅。それにしても行きも帰りも満杯になった大型のトランクを持って旅行するのは疲れる。今回は久々に一人で台湾に出かけたわけで、台中に泊まって、自強号とか路線バスとか妻と二人のときとは違う形態の旅行になるかとは思ったが、結局向こうの友人にお世話になりっぱなしだった。それもこちらが一人だといろいろ気の使ってくれ方が違う。妻がいるとどうしても僕は一歩引いた感じになってしまうが、いつもより話も出来たし、なんとなく彼らとの間も縮まったような気がする。以前まったく知り合いがいない状態で台湾を旅行していたような感覚はなかったが、まあ、こういう形での旅行も良いもんだと思った。
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4月10日(木)

朝ごはんは饅頭かご飯が食べたかったのだが、麵線と餃子、煎餅を用意していてくれたのでそれを食べる。9時過ぎに高鉄左営駅まで送ってもらい台中へ向かう。妻と結婚する前には台中は大きくなく小さくなく、桃園空港からのアクセスも悪くなく、よく来ていたのだが一人で観光に来るのは久しぶりだ。とはいっても、妻の親友が結婚して住んでいるので連絡を取って案内してくれることになっている。9:54分の高鉄はノンストップで台中まで、10:36分に駅に滑り込んだ。8日深夜に到着した時はタクシーにしたので今回は時間もあるしバスにする。のりばをちょっと間違えそうになったが、無事159のバスに乗り込み科學博物館で下車。5分ほど歩いてホテルに向かうが、大通りの台中港路を渡るのは面倒くさい。ホテルでは日本語の出来るお姉さんが出てきて対応してくれた。まだ12時前だし部屋には入れないとのことで荷物を預かってもらう。何時ごろ戻りますか?ときかれて、夕方ごろにはと答えると「ならOK」と、少し考えたが、その時間なら私がまだいるから日本語で大丈夫よ、との意味だろう。そういう細かい気遣いと言うか、おせっかいと言うかなんか台湾人らしい。
まだ時間も早いのでマッサージで行こうかなと思うが、見つからない精明一街の辺りまで歩くが何か閑散としているのは昼間だからか?お昼ごはんにしようかと思うが妻の親友のYさんにまだ連絡を取っていない。ここで一人で何か食べてもまたあれやこれや食べる羽目になる恐れもあるのでうかつに食べられない。とりあえずLINEでYさんに台中についたけど部屋に入れないのでうろうろしてると、メッセージを入れる。待ち合わせは春水堂の本店前、ここくらいしか分からない。15分ほど待つとYさん一人で到着。子供は?と聞いてみると、上の子供が今度小学生に、下の子は幼稚園の中班らしい。下の子はまだ家にいると思っていたのに早いなあと思う。お昼ごはんは手近な所で春水堂で、珍珠奶茶はSで料理はYさんに任せる。
昼ごはんの後バイクに乗っていくかと言われたが、昨夜のことを思うとこのバイクの洪水の中で運転してYさんに迷惑をかけるのもなあと、バスで行きましょうと。台中駅まで行って宮原眼科でアイスを食べる。バナナとウーロン茶のアイスにチーズケーキと鳳梨酥にピーナツを載せる。カロリー高そう。鳳梨酥もお土産に買ってもらう。トランクに入りきらへんから、と思うが断りきれない。さらに蜜麻花があるという、どうしよう。バスで台中駅からホテルに戻ろうと思うが、普段バイクばかりでバスにはあまり乗らないYさんは乗り場を間違え、運賃を少なく払い(往路はそれでスルーだったらしい)、停留所をひとつ乗り過ごし、まあ、地元の人に案内してもらっていてもいろいろある。
Yさんは子供の迎えなどがあるので20時にホテルのロビーでと約束して別れる。僕はとりあえずホテルに戻ると先ほどのお姉さんが、戻ってきたか、と言う感じで手続きしてくれた。広い部屋になったよ、と言われて入ってみると、ダブルベッドが二つのファミリールーム。広すぎる気がしないでもないが、一日目の部屋が狭かったのでまあええかなと思う。冷蔵庫に高雄でもらってきた蓮霧とグアバを入れて、大好きな蓮霧はひとつ齧ってみたが美味しい、当たりの様だ。
Yさんに台湾産コーヒーの飲める店を教えてもらっていたのでアフタヌーンコーヒーと言うわけで30分ほど休憩して4時過ぎにホテルを出る。台中港路を渡りSOGO近くの台灣惠蓀咖啡へ。思ったよりカジュアルな感じの店で純台湾コーヒーもNT$120とそんなに高くはない。ただ、台湾産コーヒー豆をお土産に買おうとしたら半ポンドでNT$750でインドネシア産とミックスされたものと比べると3倍の値段。折角なので買ったが、普段使いには出来ない値段だ。昼に結構食べたのだが野菜物が足りない気がしたので生野菜のサラダに台湾コーヒーしばしゆっくりとした時間を過ごす。他のお客さんは若い女性かカップルでちょっと自分が浮いてる気もするが、ここは台湾、誰も気にしていないだろう。食べすぎなので少し歩こうと思って三越のほうへ向かう。三越まで行けばバスでホテルまで簡単に戻れるだろうというのと、途中にマッサージやさん位ありそうな気がしていたからだが、マッサージは混んでいたり怪しそうだったりで結局入らず、18時過ぎになっていたので台中駅まで言って台鉄グッズでも買ってホテルに戻ろうと、三越前のバス停で待っていると、電光掲示板に台中車站と出たバスがあったので飛び乗る、空いていて座席も確保できた。あとは駅まで大通りの台中港路を行くだけだと思っていたらバスが途中で右折した、どうやら高鉄台中駅から来る時に経由した文心路に入ったらしい、あれっと思ったが少し遠回りしていくのかなと思いそのまま乗っていると、どんどん文心路を先に進んで駅のほうへ曲がって行く気配がない。約束がなければこのまま終点まで乗ってしまうのも良いのだが、五権西路を越えた辺りから時間的にやばいなと思ってタクシーでホテルに戻ろうとバスを降りた、少し歩いて文心五権西の交差点でタクシーを停めようとすると、少し先にバス停があって人が待っているし台中駅行きのバスがもう少し出来そうな気配。タクシーはやめてバスで駅まで行くことにした。バスはゆっくり走ったわけではないのだが、台中駅に着いたときはもう19時をまわっていた。道路が混んでいるためタクシーでも時間短縮は難しそうだし、台鉄グッズを買っている時間はなさそう。結局バスに乗ってホテルに着いたら20時数分前だった。
ホテルで待ち合わせとはいったが着く前にLINEで連絡が来るのものだと思い、まだかな、とゆっくり20時を5分ほど過ぎた所で、ロビーに下りてみるとYさんはもう来ていた。旦那さんと二人の子供、それにYさんのお姉さんまで。ちょっと気まずい。子供は明日があるので挨拶だけして旦那さんと一緒に帰宅。Yさんとお姉さんが逢甲夜市を案内してくれるらしい。途中でお土産やさんで又お土産を買ってもらう。ほんとに貰ってばかりだし、トランクはもう入らないしどうしようかと思う。今日はそれほどの人出ではないらしいが、それでも結構にぎやかな逢甲夜市。夜市に近い駐車場はNT$100と高すぎて停めるのは嫌だ、と別の駐車場を探すが離れるごとに少しずつ安くなるもののNT$70はする。どうするのかと思っていると割と夜市に近い所で路肩の駐車エリアが空いてるのを見つけた。ここの駐車料金は結局NT$20円だったみたい。
夜市に来ることを見越して夕食は食べていない。食べていないが、ライムドリンクと大腸包小腸だけでもうあかん。どちらもここの名物らしく美味しかったが、しょっぱなから重量級がきた。韓国ドラマで有名になったという店で写真を取って、その後も臭豆腐、イカの丸焼き、貝のつぼ焼き、香雞排、ソフトクリームなどが続く。香雞排が僕の好物なのを覚えてくれたりしてるのは嬉しいのだが、食いすぎ。22時にホテルまで送ってもらい、Yさんとお姉さんにはおやすみなさい。まだ、0時までには時間があるので外に出ようかと思ったがそんな元気もなく、おとなしくお風呂に入って寝た。
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4月9日(水) [2014/4 高雄・台中]

8時過ぎにおきて朝ごはんを食べに下りていく。フロントにはソバージュのおねえちゃんが、電話をしてたので会釈して外へ出る。まずはネットで予約しておいた台湾鉄道自強号高雄行きのチケットを受け取りに台中駅へ。自動販売機に身分証明書番号と予約番号を打ち込み無事ゲット。座席は5号車の8番とどうやら通路側のよう。窓側で景色は眺められないがまあ大きなトランクがあるからそのほうが良いかな。構内には朝ごはんを食べられる場所も、台湾鉄道のグッズを売る店もあって興味があったが、まあここは又来る予定なので外へ出て朝食を取る場所を探す。ご飯が食べたくなったのでいろいろ見てみるがない。結局ホテル前のファミマで手巻とオレンジジュースを買って部屋で食べた。
9:20ごろにチェックアウト。先ほど電話をしていていまいち愛想がないなっと思っていたおねえちゃんだったが、笑顔は可愛い。駅にはエスカレーターがないので荷物を抱えて地下道を通って向かいのホームへ。時間通りに自強号は入ってきた。自分が乗った5号車はがらがら。隣の窓側7番の席も空いている。発車後の放送を聞いてみるとこの自強号は台中を出ると高雄までに彰化、嘉義、台南と高鉄と同じだけしか停まらない。これはこのまま隣に誰も来ないかなと思っていると、結局最後まで空いたままで高雄に着いた。それにしても在来線からの眺めは高鉄とは違う。移動しているというより良好をしているという感じが多くなってくる。初めてこの辺りの在来線に乗ったのはもう20年以上前。車窓に流れる景色を見ていると改めて鉄道のたびは良いなと思う。お昼時が近くなって弁当など売りに来るが買わない。買いたいけど買って食べてしまうとえらい事になりそうなので買わない。高鉄だと日本と同じに見えるところに意識が行くが、在来線だと台湾らしい南国の風景が目に入る気持ちよくなる。
地下化工事真っ最中、高雄の後駅改札を出ると妻の両親が待っていた。今までの例で行くと台湾人時間で少し遅れて着くと思ってゆっくり歩いてきたのだが。どうも一人なので心配だったため早めに着てくれていたらしい。いや、鉄道での移動については妻より僕の方がしっかりしているのだけど。
自宅最寄の駅にしたらよかったのにと言われるが、停まらないのにしょうがない。鉄板飯の昼食、妻の弟の奥さんが4ケ月の姪を連れてくる。泣かれるかと思ったがそんなこともなく抱かせてもらう。その後少し寝る。高雄の市街地まで遊びに行こうかとも思ったがやっぱり寝る。結局夕食まで寝ていた。夕食は九如路にある回転鍋の店。回転寿司のようなレーンに鍋の材料が流れている。日本でも同じようなものがあったと思うが、ここでは小分けの皿ではなく大皿が回っている。一応取り分けようのトングなどは食事用とは別に用意されているが、ついつい自分の箸で大皿から取る人も居そうで日本だとこのシステムはないなあと思いつつ、美味しくいただく。姪は食べ物が欲しそうにしているが食べられるものはない。泣きそうだ。
夕食が終わって帰ると21時過ぎ。米は食べなかったし控えめに食べたつもりが、お腹は一杯なのだが台湾に来て夜市に行かないのももったいない。上の弟夫婦の先導でバイクに乗って近くの夜市へ行く。今回は運転免許の中国語翻訳を持ってきてるので合法的にバイクの運転が出来る。但し、もしもの時の海外旅行傷害保険は出そうもないので慎重にはしないといけないが。今回乗ったのは125ccの非力なスクーターだが、アクセルを捻って一瞬のタイムラグがあるのになれない。夜市があるのでバイクは多いし、左折時に左車線に入ってしまうし、キーをまわしたらガソリンタンクのキャップが空くし、ちょっと危なかった。スクーターに乗る練習も必要かと思う。
おなかが一杯なので一人なら何も食べずに見て回るだけにするところだが、弟夫妻が買ってくれるというので遠慮しすぎるのもよくないと思い、ついつい食う。牛舌餅、木瓜牛乳、イカ空揚、手巻寿司それに射的で遊んでもうあかん。

4月8日(火) [2014/4 高雄・台中]

どういうわけか来週休めることになった。何かびっくりである。当初は家でゆっくりやりたかったことをやろうと思ったのだが、春休みの直後でそう高くもない台湾行きの航空券を見ていると行きたくなった。ちょうど家の妻も台湾に荷物を送ろうとしていた所で、運んであげる、と言うと一人での台湾行きも問題なくOKしてくれた。そのおかげで大きなトランクを一人で運ぶ羽目になってしまったが。

出発をこの日にしたのは航空券が一番安かったから。出発便を19:00発のにしたのはそれしか空いていなかったから。台中で友人と連絡を取るためにLINEの設定をしないといけなかったのだが、使用者登録がされていないというのでユーザーの追加が出来ない。どうもWEBや電話では出来なくて、店舗に行って登録しないといけないようなので少し早めに家を出る。妻に頼まれた雷神などは持っているが、お土産も買わないといけないし。三宮でお土産を探す、時間も無いので以前評判がよかったフロインドリーブのクッキーにしておく。今更ながら消費税上がってるなあ。バス代もあがってるし。
15:00の空港バスで関空へ。着いたら16時過ぎ、出発3時間前を切っているのでチェックインできるかなと思っていたが、2時間半前にならないと始まらないらしい。少し待って手続き開始。と言っても事前にWEBチェックインをして、チケットの印刷もしているので荷物を預けるだけ。並んでいる人も少なくスムーズに手続きを終えたが、何か渡すものが歩けど係員が来ていないので登場口で渡します、とのこと。何かキャンペーンをやっていた記憶もないがなんだろう。
今日は台中まで行くつもりなので、ホテル到着予定は真夜中の午前0時。そこから何か食べに出ることもないだろうし、機内食はあるとは言うものの、何か少し食べておくことにして、うろうろしてみる。結局量を自分で調節できる回転寿司で1000円分ほど食べる。あまり食欲はないみたい。免税店の割引券があったので追加で餅菓子を買って搭乗口へ。シャトルに乗って先端に着いてみると店が全部閉まってる。ここでもお土産を物色しようとしてたのに、まあええか。それにしてもシーズンオフだからなのか、時間の関係かなんかなのか、人がいないわけでもないのにガラーんとしている。
18:30ごろ搭乗口から呼び出しがかかる。何がもらえるかなと思って言ってみると、まだ中華航空の係員が来てないのでちょっと待ってねと。結局、中華航空のWEBで購入した場合にもらえる3000円分のお食事券だった。それにしても、搭乗が始まらない。19:00になった頃、乗るはずの飛行機から台湾からの乗客が降りてきた。30分は遅れそう。
予定では台湾時間20:30に桃園空港に到着、21:15か30の台中行きの高速バスで0時ごろ台中駅着の予定だったが、そううまくいかないかもしれない。結局45分ほど遅れて離陸。右の窓からは大阪、神戸の夜景がよく見える。機内食はシーフードを選択。エビチリご飯だった。中華航空の機内食は他社の台湾線に比べるとまあまあ美味しい。機内では最近テレビでよく宣伝している「アナと雪の女王」を見た。英語タイトルが「Frozen」,中国語が「冰雪奇缘」日本語のタイトルだとアナだけが主人公のような気がしないでもないが、実際に見てみるとアナとエルサ姉妹が主人公。どうも日本版タイトルのつけ方が悪いと思う。
上空が混んでいるのか、気流の関係か、蛇行したおかげでさらに遅れて桃園空港に着いたのは22:00。バスに乗ったら1時回りそうやし、高鉄は間に合いそうもないし。それでも前方に座っていたおかげで入国審査、荷物も割りと早く出てきて第二ターミナルバス乗り場に着いたのが22:30前。案内を見ると23:22分に台中行き最終がある。22:52が最終なのでもう間に合わないと思い込んでいたが、これなら0:30頃にはホテルに入れそうだ。念のため台中行き最終に間に合うか聞いてからバスのチケットを購入。23時前には高鉄桃園駅に到着、指定券も無事手に入れて7-11で飲み物を買って最終の台中行きに乗り込む。結構混んでいたが3人がけの席を独り占めできる。やっぱりバスで高速道路を行くより楽はらくやなーと思いつつ、40分ほどで台中着。ゆっくりしてたらタクシーの第一陣に置いて行かれて少し待ったが、台鉄の線路に沿って走り、1時前にはホテルの部屋へ。小さなホテルで気のよさそうなおにいちゃんがフロントで待っていた。さすがに今日はもう寝る。Img_0757

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