台湾旅行2005.02 -3 初夏の陽気の恒春半島

２月１８日（金） １

８時半に目覚め窓の外を覗くと、少しもやはかかっているものの天気は良さそうである。旗津へのフェリーが今日も行き来するのが見える。今日も暑くなりそうな予感。９時過ぎに朝食を食べに行く。目玉焼きにソーセージとベーコンにいも。サラダとフルーツに飲み物数種それにトーストがセルフサービスで取り放題。ちょっとしょぼい感じ。吃素の相方が食べられないソーセージなどを食べろと渡してくる。


１０時過ぎにホテルを出発、まずは相方の実家に向かう。西子湾から北へ左営から高架快速道路に入り左手に工事中の高速鉄道の左営駅を見ながら国道１０号線へ。１号線（中山高）へ入ったほうが距離的には近いのだが、混雑を嫌ってのことらしい。４０分ほどで相方の実家につくと、お土産などを下ろして両親に挨拶。昨日相方にもらった牛奶棗子をまた勧められる。いつものように長くなるかと思っていたが意外にあっさり、30分ほどで実家を後にする。国道１０号線に向かうまでの道路脇にセクシーお姉さんの檳郎屋がぽつぽつ並ぶ。中には助手席に入って渡しているような光景も見たがあまりじろじろ見ると隣の相方が怖い。

少し前には農暦の正月で賑わっただろう高速道路も今日はがらがら、１０号線から３号線に入り快調に飛ばす。３号線は新しいだけあって１号線などと比べて制限速度も少し上がっているらしい。少しゆっくり入って欲しい気がだんだんしてきた。速度計を見るとスピードオーバーでもないようなのだが。

高速を下り、7-Elevenで昼食の調達。相方は関東煮を勧めてきたが前に何度か食べているので今回は国民便当にしてみた。レンジでチンしてもらい、全体をかき混ぜて食べるといろいろな味が混ざり合って美味しい。相方は7-Elevenで買ったCCレモンと共に昨日の残りの素食ハンバーグを美味しそうに食べている。
暫く走るとで玉米（とうもろこし）好きの相方が路邊攤の玉米を買う。紫色が鮮やかだが味は白玉米と変わりなく美味しい。やがて青く海が見えてきて移動コーヒー屋台が数多く見えてくる。今日は本当に天気が好い日本は言うに及ばず、昨晩の台北さえ上着無しだと寒く感じたのに、ここ恒春半島はもう完全に夏である。相方が車の窓を開けるが、あまりの暑さにすぐ閉めて冷房に頼ることにする。


今日第一の指令は墾丁にある、相方の親戚の家に牛奶棗子を持って行くこと。墾丁の街中をすっと海側に曲がって狭い道を下って行くとすぐ、相方の父方の１番目のお兄さんと、２番目のお兄さんの家が並んでいる。まず１番目の兄の家に行くと声をかけても反応が無い。隣の２番目の兄の家に行ってみると丁度入口の応接間でテレビを見ているところだった。食事は済ましているし、棗子を渡して少し話をしてからもう一度隣を覗くとどうやら昼寝中らしい。是幸いと、荷物だけ置いて、２番目の兄に一声かけてすぐ出発した。今日は天気は好いし、用事はすぐ済むし、わりといい感じの日かもしれない。

続いては相方の仕事関係の用事。鵝鑾鼻公園まで徒歩数分の場所にあるホテルへ。日本からのお土産を事務所の人に渡して、何やら資料のことで話しをするので待っていてと、また車の中で留守番である。暫く待っていると相方が忘れ物を取りに、また暫くすると用事は済んだらしく、相方とともに上司が挨拶に来てくれた。車から降りたほうが好いかなと思いつつ載ったまま挨拶を返して出発。


次なる目的地は墾丁の町にある親戚の店。沖縄は石垣で有名な海人のTシャツが売り物の店らしく相方の母親がここでTシャツを買ってきて欲しいことのこと。輸入物らしく値段も日本並。サイズが合うのがあったので僕も１つ買っておく。相変わらず天気はよく、僕等がこの店にいる間にも２組ほど水着を買いに来た女の娘がいた。水着でビーチが何の違和感も無い。