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胆石発動 [普通自動二輪 第二段階]

第一段階の見極めA判定をもらって、第二段階の予約もいれて、まだまだ恐怖心はあるものの少し楽しくなってきたバイクと免許の取得ももうすぐと言う期待感と。相変わらず週末の限られた時間しか通えなかったが、悪くても今年中には免許がとれると思っていた10月末、仕事中に気分が悪くなってきた。前の冬にインフルエンザで数日休む羽目になったこともあるし、仕事が忙しいからこそ無理して体調を壊すより今日は早めに帰って明日がんばろう、なにしろもうあかん、と言うことで早めに帰らせてもらった。と、言っても定時は過ぎていたが。



熱はあるものの高熱と言うほどでもなかったので一晩寝ていたら大丈夫だろうと思っていたが、翌朝になっても下がってはいない。大事を通って一日休むことにしたが、その日の夜急な激しい腹痛が起こった。夕食を食べたばかりだったので食中毒かと思ったのだが吐き気もしないし下痢もない。暫く我慢していたがどうしようもなくなって人生初の救急車乗車体験をした。思ったよりも乗り心地はよくなかった。ベッドでのた打ち回りながら検査を受ける。結果は胆石症らしい。原因が分かった所で痛みがなくなるわけではないが、原因不明のときよりは余裕が出てきた。当直医は「これが七転八倒やな、はは」とかのんきなこと言ってるし。とりあえず痛み止めの注射と座薬を入れてその日は入院と言うことになった。



バイクの振動で医師が動いたのかなとか考えつつ、痛み止めも少し効いてきたようで眠れる状態になってきた。休養のいい機会と捉えるしかないかと思いつつ、初めての入院の夜をすごす。翌日、炎症が治まっていないようで発熱は続いていたが、幸いにも石が又動いてくれたようで痛みはほぼなくなっていた。結局2泊3日で退院できた。当初は最低でも一週間、手術もありと言う話だったのでほっとした。好きなだけ寝ていられると言っても点滴の管を腕につながれた生活はいやだ。



石がまだあるらしいので今後再発動の不安はあるが、いまさらバイクをあきらめる気になるわけもなく、第二段階の教習もまもなく開始、予定を大幅に遅らせることもなかった。


送迎バス [教習所・その他]

教習所への行き帰りには送迎バスを使った。いくつかある路線のうちJR朝霧が家から一番近かったので乗降地にはそこを選択。教習の後仕事に出る必要がある場合は、職場に近い兵庫駅まで乗ることが有ったが、乗車は常に朝霧、降車もほぼ朝霧だった。
JR朝霧駅、少し仕事に余裕があったころ、帰宅時いろんな駅で降りてみて健康のため一駅か二駅歩いていた時に降りてみた事はあるが、普通電車しか停まらないことも基本的に縁のない駅だった。
朝霧駅前にはコンビニとコープ位しかなく、近くにある明舞団地へのバスの乗り換え地と言う感じ。実際駅前に立っていると次から次へと大型のバスが乗客を運んでくる。送迎の車も多いが、ほぼすべての人が足早にJRの改札を抜けていく。
朝霧、明舞あたりは送迎バスとしては遠方の地に当たるらしく、乗り込むときは一人、帰りも一人か二人のことが多かった。完全予約制と言うことで時間通り一定のルートを走っているわけではなく、予約状況によってルートを変更しているので、ちょっと面白かった。
最初の教習日に乗り込んだときには、駅前ロータリーを抜けると右折、鉄道線路に沿って舞子方面に向かうが、この区間、海側から山電、JR緩行線(と言うのか?普通電車が走る線路)、JR列車線(新快速が走る)、そしてバスの走る道路となっていて、山側の方が高い所を走る。JR新快速から海側を見ると海岸のマンションなどで眺望が遮られる感じがするのだが、道路からは明石海峡大橋が綺麗に見える。高台に住みたがる気持ちが少し分かったような気がする。もっとも道路はすぐ下り坂になって、海側の景色は鉄道の盛り土に遮られてまったく見えなくなってしまう。
バスは舞子駅前を経由した後JR,山電の線路をくぐって五色塚古墳北側のバス道を垂水方面に向かう。垂水駅前から北へやがて東へ、坂を上っていった先が教習所だ。線路から外れると地理がまったく分からない。地名も殆ど分からない。
その他にも高丸とか、星陵台、清水ヶ丘など聞きなれない場所を通る。特に驚いたのが通称七曲と呼ばれる辺りで、どこの山奥に迷い込んだのかと思ってしまった。少し行けば巨大な住宅地が広がっているのだが、そこだけ見れば山村の風景である。この七曲を通るルートは普段乗っているJRからは想像できなかった光景でお気に入りだった。駅前だけはそれなりに知っているつもりの場所なのに、一歩入ればこんなにも知らなかったとは。


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