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妻、卒検合格 [普通自動二輪 第一段階]

普通自動車の免許しかもっていなかった僕に対して小型限定の二輪免許を持っていた妻は減退解除コースと言うことで最短5時間で卒業となる。もっとも殆ど乗ったことはなく、かなりオーバーしてようやく卒検となったようだが、同じようなペースで教習を受けているため17時間必要な自分よりはやはり早い。
彼女が二回目の卒検を受けたのは、僕が第一段階の見極めに落ちたのと同じ日だった。土曜日の1、2限目の教習が終わってもすぐ帰らず、彼女の卒検をまつ。以前にも彼女の教習を見ていたことがあるが、マイペースで回りをあまり気にしていないかのような走り方をしていた。自信家と言うかプライドが高い彼女なので自分の前で失敗すると荒れそうな気もするが、まあそれはその時。妻が二輪待合室に向かって暫く待合ロビーから二輪コースのほうを眺めていると、卒検が始まった。卒検をみるのは初めて、自分のときの参考にもなる。
やがて彼女の番になった。相変わらず、マイペースな走りで淡々と課題をこなしている。二輪コースの課題を無難に終えると、4輪との混在コースに出て前回失敗している急制動だ。
二人でいろいろ話をしたのだが、やっぱりどれだけ早く規定の速度にもって行くか、がポイントと言う当たり前の話になった。どうやればいいか、頭では分かっているし補習でも十分練習は出来たそうなのだが、ロビー端のカウンター席からは急制動コースが真正面に見える。そこに座りながら、彼女のスタートを見守る、とりあえずこけるなと思いつつ見ているとどうやら無事停止できた。ここまで行くと後は法規を遵守して走れればいい。坂道発進は問題ないだろう。教習中の四輪の進行妨害や追越をしないか少し心配だったがどうやら無事に二輪コースに戻ってきたようだ。
四輪に乗って追走着てきた検定員に呼ばれ何か話しているようだが動作を見ていると、これまでどうもありがとうございました、と言う雰囲気。どうやら合格は間違いないようだ。
合格発表まで時間があるので暫くロビーで待っていたが彼女の場合は限定解除の審査と言うことなので他の受験者とは違って、受付のお姉さんに呼ばれた。たしか申し込みに来たときと同じ人だったように思う。これも何かの縁かなとちょっと思う。で、妻は大型を申し込んだ。大型も取りたいという話は聞いてはいたが、暫く考えてからでええやんと思っていたのに。二輪の待合室に続けて大型を取る人向けのキャンペーンのお知らせがあって、社会人でも通常の学生並の値段で受けられるらしい。それに妻が気になったのが年齢にかかわらず安心プラン無料と言うところ。申し込みに言った時、僕が安心プランにしたので自分もと思っていたようだが審査科なので安心プランをつけられないといわれていた。結果、規定の時間が短いこともあって安心プランがあればなあと言う状態になったため、安心プラン無料と言うので今しかないと思ったらしい。まんまと教習所の策略にはまった気もするが、折角だから緒方まで取ってしまうのもいいかと思った。自分はまだこの時点では普通が取れれば大型はいいやと思っていたのだが。
卒検に合格したとはいえ、まだ免許取得したわけではないため教習開始は無理だが、申し込みは出来るとのこと。早速申し込みをして、つい先日私の誕生日だったでしょ、と言われ今日終了を払わされた。
妻は、すぐ免許の書き換えに行って、入所式を行い、11月9日から大型自動二輪の教習を開始した。


普通第一段階みきわめ [普通自動二輪 第一段階]

9限目は第一段階の見極めだ。S字、クランク、スラローム、一本橋と課題をこなしていくがどうも安定していない。四輪との混在コースにも出てみるが左折で大回りになったり、停止でふらついたり。まあ、最初からストレートで行くと思っていないしそのための3万円プラスで安心プランだ。未熟な所があれば練習するのみ。10限目ももう少しやるかといわれ、11限目。指導員に追走されつつ急制動、坂道発進と4輪混在コースのほうは無難にこなし、二輪専用コースで苦手の課題。クランクでパイロンに接触したもののやり直しを数回して失敗無し。結局2時間オーバーで見極めA判定をもらえた。


AT教習 [普通自動二輪 第一段階]

7限目の教習はAT教習。でかいでかいとは聞いていたがやっぱり大きいなと思った。MTの教習で使っているCB400SFも大きいなと思ったが、今回のスカイウェーブはそれよりビッグな感じ。エンジンは250ccだが、車体は400ccと共通らしい。バイクといえばスリムで軽快と思っていた自分の感性とはちょっとずれたバイクのように思った。
まずはセンタースタンドがけ、と言うことでやってみるが案外簡単に出来た。少しはバイクの扱いにも慣れてきたということか。スタンドをはずすときにもこけなかったし。
アクセルを捻って駆動力が出るまでタイムラグがあるので注意してねと言われて気をつけていたつもりだったが、どうも慣れなかった。曲がりにくいのは何とかなりそうだったが、初心者の自分にこれはきつかった。現在二輪にはAT限定とATもMTも運転できる限定無しの免許があるが、AT,MT、限定無しの3種類にして、MTで教習したらMT限定、ATを運転したかったら限定解除するようにしてもいいのかと思うほど、これまで乗ってきたMT車とは違った味わいだった。


グローブ [バイク選び]

11月中旬になり、妻が限定解除で普通自動二輪の免許を取得し、大型に挑戦を始めた。僕のほうも普通第二段階も半ばになった頃、家から一番近い所にある、ホンダドリームに行ってみた。妻がバイク用のグローブを買ってから、軍手より絶対いいから買え、と言ってくるのだが、なれた軍手を変えたくない自分は拒み続けていた。ホンダドリームはバイクやさんでバイク用品やさんではないのでグローブの種類も少ないだろうし、値段も安くない気がしたのでそこで買う気はなかったのだが、まあバイクを見に行きたい気持ちもあったので行って見ることにした。
そばを通りかかったときに外においてある中古車を眺めたことはあったが、バイクやさんの中に入ってみるのは初めて。当たり前だがホンダのバイクが並んでいる。
青色のPCXがあってなんかええなあ、と思ったのだが妻は折角MTで練習しているのだからスクーターはだめ、と言う。僕は結構気に入ったのだが。
他には屋根をつけたら四輪になりそうな大きなバイクも、排気量の割にはコンパクトでスピードが出そうなバイクもいろいろあったが、とりあえず400ccまでの範囲で見てみると、やっぱりCBR250Rがいい。CBR400Rも展示していたが、どうも双眼より単眼のライトがいい。スリムな感じも自分が抱いているバイクのイメージに合っている。値段も安い。これならABS付きの新車が無理なく買える。それにあまり大きなバイクは何か違う感じがしてしまう。自分は身長181cm、体重そこそこで、あまり小さなバイクに乗ると見た目合わないかもと言う気もするが、まあそれは気にしないようにする。妻のように大型を取ろうと思えばまた考えも変わるのかもしれないが、今のところその気はない。
店の人が声をかけてきて、真っ赤なCBR250Rに跨らせてくれた。思ったほど前傾姿勢にならず乗りやすい感じもした。足も窮屈な感じはしない。買うならやっぱりこれかなと思う。実際に購入するまでにはまだ問題がいくつか残っているが、買うならこれかな。
で、当初の目的のグローブだが、店に展示してあったので安くなっていたので買おうとしたら、それはメッシュで夏用です、これからの季節に合いませんよ、と言われる。そうなのか、グローブにも夏用、冬用とかあるのか、そんなことも知らなかった。あまり分厚い冬用のも教習には合わないかもと、3シーズン用のを勧められ、はめようとするが少し小さい。
少し高くなるが取り寄せてもらうことにした、グローブの購入で特に問題なければバイクもここで買おうと思いつつ。いや、本気でバイクを買う気はここに来るまではなかったし、まだ解決すべき問題もいろいろ残っているのだが。CBR250R、とりあえず見た目が好み。欲しくなった。


足が上がらない [普通自動二輪 第一段階]

バイクに乗るためには足を後ろに上げてバイクを跨がなければいけない。スクーターやままちゃりのように前から足を回すわけにはいけない。それが、足が上がらず不安定な乗車がさらに不安定になってしまう。学生時代柔道部では内股が得意だったのに。華麗に足を跳ね上げていた自分はどこにもない。加齢から来る柔軟性の劣化に苦しんでいる。バイクにかかわらず、柔軟性がないと怪我をする確立は高くなるし、柔軟運動をする必要があるなと思った。


シミュレーター [普通自動二輪 第一段階]

第一段階では車両特性のシミュレーター授業がある。3人一組でホンダ製のシミュレーターに順番に乗りながら、話をするのだが、シミュレーターそのものはともかく、発進の手順がよく分からない。指導員含め3人に注目されていると正しい手順でやらないといけないと思うのだが、その正しい手順がよく分からない。緊張しているせいでもなさそうだし、やっぱりしっかり覚えてなくて適当にやっていたんだろうと思う。イメージトレーニングをしながら正しい手順をしっかり身につけないと、そう再確認した。


安心プラン [普通自動二輪 第一段階]

受付で教習の申し込みをしていたとき、安心プランの話が出た。20代までだと通常の教習料金に含まれているようなのだが、50代に入ってしまった自分だと追加料金が要るらしい。いくらか聞いてみると約3万円。高い。しかし、それ以上に時間が掛かりそうな気もする。なんせ四輪の運転も10年以上のブランクがあるし、4輪教習のときには何度か補修を受けているし。結局、大枚払って安心プランをつけることにした。これでストレートで通ってしまえば損するが、何度落ちても大丈夫と言う気分的な問題も大きい。
第一段階途中の時に実感したが、やっぱり入ってよかった安心プラン。


教習日程 [普通自動二輪 第一段階]

仕事の状況から見て教習所に通えるのは週末のみ、それに週末も1日は休日出勤になるだろうから下手をすれば週に1時間乗れるかどうか。自分は普通四輪の免許を持っているので教習時間は技能17時間+学科1時間の系8時間。10月6日に初回の教習が取れたので、週一回ペースだと4ヶ月程度、週2回だと2ヵ月か。何とか年内には取りたいなと思っていた。
自分の都合以外に予約が取れるか、と言う問題もある。自分たちが選択したプランだと技能の予約は6回まで取れる。教習生が多い時期でもないせいか、1週間後の週末なら割と希望の時間が取れる感じ。ネットでの予約も出来るし、昔いちいち受付で予約を取ってもらっていた頃と比べると格段に便利になっている。


服装 [普通自動二輪 第一段階]

教習を始める前に服装のことはまったく考えていなかった。バイクに乗っている人達がいかにもバイクに乗ってますという格好をしているのは、見た目だけのファッション化と思っていたが、安全性を考えるとそうするのが一番だということも初めて知った。
教習所ではヘルメットとひざ、ひじのプロテクターは貸し出しあり。貸し出しのヘルメットは臭いという話も聞いたが、インナーキャップをかぶっているし、涼しい季節のせいもあってか教習中に臭いと思ったことはなかったが、夏だったら臭かったのかなあ。そういえば女性専用と書かれたヘルメットがあった。最初はサイズの問題かなと思っていたが、おっさんの被ったのは嫌だということだろうな。
と言うことで、自分で用意するのは長袖、長ズボンに踝まで隠れる靴、または靴下。ここまでは季節的にも普段着で十分。新たに買わなければいけなかったのは手袋だったが、軍手でいいとのことだったので、100円ショップで済ませた。少しすべる感じはしたが、素手と近い感触だったのでまあやりやすかったと思う。途中雨で濡れてぐしょぐしょになったりしたが結局普通二輪の卒業まで同じ軍手を相棒にした。


一本橋 [普通自動二輪 第一段階]

最初は乗ってすぐ落ちることの繰り返しだった。ゆっくりゆっくり行かないといけないということで、ほぼアイドリング状態で発進、そのまま一本橋に乗るようにしていれば、そら安定せずにおちるわな、と言うことに気づいたのは教習開始から大分たってから。その後も真ん中辺りで落ちることが多かったが、少し前傾姿勢になって、落ちそうになったら体を傾けるんじゃなくて、ハンドルをこじこじしろと指導されてからは安定して渡れるようになった。普通二輪の場合はクラッチのシビアな操作は必要なくアイドリングでタイムは出せるようだったので、こつが分かってしまえば楽といえば楽だった。


スラローム [普通自動二輪 第一段階]

出来るだけ直線で行こうと考えて小さく曲がろうとしていたせいかパイロンをなぎ倒すか、回りきれないかと言うのが続いていたが、少し大回りで入って手前側を回るように指導されると少し倒しこめるようになった。成功率は低かったがたまにタイミングが合うと気持ちよく回れる課題だった。


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